借り物のリストを使わない その1

こないだ増田で人気になったこちらのエントリを発想の軸にさせていただこうかな、と考えています。

 


「初めから完璧にやろう病」を治す

 

これを自分のダイエットにあてはめて考えてみます。

エステや個人別指導のジムなどプロの手に委ねる場合は別です。自分だけでやる場合です。

 

「ダイエットを始めるよ!」

と思うとき、具体的にはざっくり以下のようなことを一部またはすべて実践しようとします。

 

 

 

 食生活

  • 甘いものを控える
  • 脂っこいものを控える
  • 炭水化物を控える
  • 寝る前二時間は何も食べない(夜9時以降は何も食べない)
  • アルコールをやめる

 

 運動・筋トレ関連

  • 毎日20分散歩またはジョギングをする
  • 寝る前にストレッチをやる
  • 寝る前に腹筋とスクワットを30回×3セットやる

 

 意識向上とかメンタル管理とかそのへん

  • 壁に目標体重を貼る
  • 食べたものを逐一ノートに記録する
  • 体重の推移を折れ線グラフにする
  • 周囲に「ダイエットするよ!」と宣言して退路を断つ

 

 

まあこんなの長く続くわけがないんですよね。

意志が弱いとか強いとかそういう次元を超えている。

わたしはラーメンが大好きだし揚げ物も大好きだし夜中に仕事終わってそいつらをビール片手にがっつり食らう。休みの日にはストーブを焚いた部屋の中でスマホをいじりながらこたつでごろごろしてそのままうたた寝する。これぞ幸福、これらの瞬間のために生きていると言っていい。これらをすべて禁止するということはわたしから生きがいを奪うということです。本当にそうなのです。遠藤周作氏もエッセイで書きました、冬の寒い朝に健康のためといってふうふう汗をかきながらマラソンをやるのと、暖かい布団の中でぬくぬくと惰眠を貪るのと、みなさんはどちらが幸せですか?と。過去の偉人にかこつけて自分のクズっぷりを正当化しようとするなどクズここに極まれりですが、そこはなんかこう、すいません。

 

つまり上のリストは、わたしには合わないんです。私の本性、本音にそぐわない。

あいつらは全部借り物のリストなんです。

意志が強く、ストイックになることに慣れていて、もともとカロリーの少ない食事に抵抗がなく、食べる量も少なめで、自分に厳しく人にやさしい、そんな聖人君子のためのリストなのです。

 

ですからわたしは、まず自分自身のリストを作らなければいけません。

自分のクズっぷり、ダメっぷりにとことん寄り添ったリストを。
今から作ろうと思っていたのですが仕事の時間が迫っておりますので、続きは明日書きます。